令和8年5月10日に行われた博多区昇級審査における受審者に対する注意と
指導者の皆さまへのお願い等について述べさせて頂きます。
【二級~六級】実技
① 切り返しの際に素面は適切に打突できるが、竹刀で受ける場合には横からの打ちになりかつ竹刀を打っている、
竹刀で受ける際も素面同様の左右面を打つこと
② 気・剣・体の一致で、打突の際、特に足と手がバラバラになっているので必ずこの三つは一致させること
③ 9歩の間合いから3歩進み蹲踞する際に蹲踞の姿勢が適切でないので、
蹲踞の際にはお尻がつきでないように腰を立てて蹲踞するように注意すること
【一級~三級】木刀
① 9歩の間合いから3歩進み蹲踞の際3歩目で刀に右手を添えて蹲踞しつつ抜刀するようにすること
② 掛かり手の打突が打突部位に届いていないので、木刀の打突部で打突部位をしっかり打突すること
【一級】実技
① 二級~六級同様、切り返しの竹刀での受けの際に左右の面に打突できていないので、素面同様の左右面を打つこと
【県派遣審査員:梯先生からのコメント】
① 気迫をこめて攻める
② しっかりと打ち切る
③ 最後に残心
<終わりの講評>
① 切り返しの素面打ちはできているが竹刀での受けの際には横打ちになり竹刀を打っているので素面同様に左右面を打つこと
② 木刀の基本法の際に動きがロボットみたいになっているので、もう少し練習を積み緩急強弱を意識して修練すること
【指導者へのお願い】
今回の審査会において特に目立った部分について述べましたが、各団体の指導者の皆さまには上記を踏まえ引き続き、ご指導をお願い致します。また、全体的に面紐が長く規則の長さ40cmを超える受審者が多かったので、面紐が長い場合には面紐の先を切るなどの指導も合わせてお願い致します。
【総評】
今回の審査会においては一級から六級までの全体をとおして受審者の技におけるレベルは高い内容であったと思います。細かな部分は多々あると思いますが、各指導者の皆さまにおかれましては、引き続き細かな部分まで含めご指導頂きたくお願い致します。なお、ご指導の際にはなぜそうするのか、なぜそうしなければならないのか等の意味合いも含め、合わせてご指導頂けるとより理解も深まると思いますので、可能な範囲でご指導頂けると幸いです。
令和8年5月14日
博多区剣道連盟 理事長 髙井田 誠
